当JA、肥育牛・繁殖牛・酪農・養豚の各生産者組織、酒田市、遊佐町でつくる畜産生産体制支援協議会は3月下旬、「畜産ヘルパー事業」を立ち上げ、5月14日からヘルパーの派遣が始まりました。
同事業では協議会が専任ヘルパー1人を雇用。ヘルパーは申し込みのあった農家を定期的に巡回し、朝(6時〜9時)と夕方(15時〜18時)に、飼料給与やふん尿処理などを行います。また依頼があれば、冠婚葬祭等で生じる突発的な作業代行にも対応します。農家は協議会への年会費と、都度の利用料金(8000円/1日)を負担。特徴的なのは肥育牛、繁殖牛、酪農、養豚の4畜種に対応している点です。酪農におけるヘルパー制度は北海道など他地域にもありますが、4畜種に対応するヘルパー制度は全国でも珍しいそうです。
6月中旬までは研修も兼ねての派遣ですが、それ以降の本格スタートに向け、農家からはすでに定期的利用の申し込みが相次いでいます。研修先の肉用牛一貫農家は「子牛のセリで定期的に県外へ出掛けるため、不在の時は高齢の親に何とか代わってもらっていた。ヘルパーが来てくれて助かっている」と話しています。
畜産農家は年中無休での飼養管理を行っている上、突発的な冠婚葬祭や傷病、農繁期等での人手不足にも悩まされてきました。また農家の高齢化も進み、困難な作業の代行も必要とされています。ヘルパー事業設立にあたりJA畜産課が農家に行ったアンケートでは、その約7割が冠婚葬祭時を中心に「畜産ヘルパー」の利用を希望していることがわかりました。このような要望に応え、ゆとりある経営と畜産生産基盤の維持、戸数減少に歯止めをかけることが同事業の目的です。畜産課は今後も相談窓口としてスケジュール調整や事務支援を行い、事業推進を図っていきます。
写真=研修先の牛舎で給餌するヘルパー
- 身近に潜むコンプライアンス違反を確認 (2024/02/13)
- シャインマスカット現地剪定作業講習会 剪定作業を学ぶ (2024/02/13)
- 春節に咲く管内産啓翁桜 香港・ベトナム・シンガポールに向けて (2024/02/13)
- 農業法人経営力向上研修会 (2024/02/13)
- 「合格祈願米」で高校受験を応援 (2024/02/13)
- 米粉を使用した「たまごパン」と「ソーセージロールパン」(女性部きた支部) (2024/01/31)
- 令和5年度上半期版ディスクロージャー誌を掲載しました (2023/12/28)
- ストック目ぞろえ会 (2023/12/12)
- 酒田市・遊佐町にカーブミラー贈呈 (2023/12/12)
- ケイトウ専門部、酒田市新田産業奨励賞受賞 (2023/12/12)
- 伊藤千春さん 酒田市農業賞受賞 (2023/12/12)
- 石川敏行さん 大高根農場記念山形県農業賞受賞 (2023/12/12)
- 髙橋弘和さん、優秀賞に輝く (2023/11/10)
- 髙橋博さん(新堀地区)最優秀賞 シャインマスカット品評会 (2023/11/10)
- 「食」で子どもたちを元気に! 子ども食堂へシャインマスカット提供 (2023/11/10)
- 庄内柿目ぞろえ会 (2023/11/10)
- 交通ルール楽しく学んでね JA共済アンパンマン交通安全キャラバン (2023/11/10)
- 酒田市と遊佐町へ高温等被害対策にかかる緊急要請 (2023/11/10)
- 神奈川大生が生産者と交流 (2023/10/10)
- 長澤さんグランドチャンピオン賞 枝肉共進会 (2023/10/10)
- 大粒のおいしいシャインマスカット!! 出荷目ぞろえ会 (2023/10/10)
- 市役所に並ぶ色鮮やかな花き フラワーショー開催 (2023/10/10)
- オリジナル米袋でJA産米PR (2023/10/10)
- 女性総代研修会を開催 (2023/10/10)
- 当JA野球部が飛躍 (2023/09/14)